NulbarichのフロントマンJQが追想する音楽とファッション そして、未来

もともとトラックメーカーとして活動していたJQが結成したバンドNulbarich。2016年に結成すると翌年にはジャミロクワイ(Jamiroquai)の日本公演でサポートアクトを務め、18年にはホンダのTVCMに楽曲「NEW ERA」が起用されるなど、実力は多方面から評価されてきた。さらに同年11月にはJQが「夢だった」と話す日本武道館公演も成功させ、先月にはサードアルバム「Blank Envelope」をリリース。これからの活躍にもますます注目のバンドを代表してフロントマンのJQに、アーティストを志したきっかけからバンド結成の経緯、親しい間柄にあるスタイリストの高橋ラムダについてまで話を聞いた。

まずはアーティストを志した理由から教えてください。

4歳からピアノを習っていて、小学校では吹奏楽部に入ってパーカッションを担当していたりと、幼い頃からシンプルに演奏する側として音楽とは関わりがあったんです。吹奏楽部もたまたまマーチングの強豪校でレベルが高かったので中学校でも続け、パーカッションつながりでバンドでドラムをやったり、いろいろなものを聴きまくる音楽オタクではなかったんですが、演奏するのが好きだったので趣味程度に続けていました。それからヒップホップ周りのカルチャーを知り、専門学校に入って音楽を掘って掘っての毎日で、次第にトラックメーカーと作曲家を目指すようになった感じです。

専門学校では何科に?

別にDJをやりたかったわけでもないのに謎に専門学校のDJ科に入りました(笑)。まぁヒップホップが好きだったし、ラッパーとも出会えたらいいなみたいな。学校ではレコードやヒップホップの歴史といった座学が中心で、トラックメイキングとかは教えてくれなかったんですよ。だから技術的な面はクラブで知り合った先輩のDJに教えてもらったりと、独学なんです。と言っても、トラックを作る上ではサンプリングがメインだったので、技術というよりもどこを使うかを決めるセンスを磨くイメージでした。

トラックメイキングにおいて影響を受けたアーティストは?

DJプレミア(DJ Premier)は“神”って呼んでましたね(笑)。あとはカニエ・ウェスト(Kanye West)やファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、ブラック・アイド・ピーズ(The Black Eyed Peas)のウィル・アイ・アム(will.i.am)、ジャスト・ブレイズ(Just Blaze)、ティンバランド(Timbaland)がわりかし好きです。ファレルは本当に好きで、ザ・ネプチューンズ(The Neptunes)の頃から聴いてました。ジャンルで言えば、90年代ヒップホップや、ジャジーヒップホップ(ジャズとヒップホップの融合ジャンル)が中心です。

プロデューサーと呼ばれる人たちが好きなんですね。

サウンド感というか、誰に歌わせてもその人の色が出る感じがすごいクリエイティブだなっていう憧れがあるんでしょうね。もちろんナズ(Nas)とか普通にラッパーも好きですよ。ナズは単純にリリックセンスがいいというか、いわゆるヒップホップっぽくなさすぎなくて。

話を聞く限りブラックミュージックに大きな影響を受けているようですが、魅力は?

諸説ありますけどジャズもヒップホップもブラックカルチャーごと背負ってるジャンルで、人種を支えた音楽っていう成り立ちやルーツがある。やっぱり男って、洋服でもデッドストックって聞くと買っちゃうみたいにルーツを探りがちじゃないですか。ヒップホップでいうと、オーバーサイズの洋服を着る理由はお金がなくておやじのパンツをはいていたとか、長く着るために大きいサイズを買っていたとか。それが世界的にかっこいいとされて、1つのカルチャーになっていくみたいな流れが単純に好きなんです。音楽とファッションの関連性をはじめ歴史を知れば知るほど愛が生まれ、興味を持たせてくれたのがブラックミュージックだったんです。

その中でラッパーやMCを目指そうとは思わなかったんですか?

ラップは好きですけど僕にとってハードルが高かったし、自分を表現をするにはラップより今のスタイルの方が作品に落とし込みやすいと思ったからですね。

では最近気になっているアーティストがいたら教えてください。

最近メンバーに教えてもらったスリーピースバンドのフィーバー333(THE FEVER 333)です。全然ヒップホップじゃないんですけど、久々に別ジャンルのところで超かっこいいと思いました。今の人たちなの?っていうくらいリンキン・パーク(Linkin Park)とレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)に影響を受けているようなサウンドで、ジェイ・Z(Jay Z)つながりでリンキンを聴いていたからなんか懐かしく感じるんです。

トラックメーカーからNulbarichを結成した経緯は?

トラックメーカーの延長線上でプロデューサーもやるようになって、そこで出会った仲間たちと「こんなバンドができたらいいね」みたいな感じでぼやっとした夢があったんです。それからいろいろな巡り合わせで、僕がプロデューサーじゃなくてバンドのフロントマンとして立つチャンスが到来して、みんなに声をかけたらいい反応があったから結成しました。ただ、みんな僕とは長い付き合いだけど、メンバー同士は全然長くなかったりするので、集まり方的にバンドというよりも“クルー”と考えたほうがしっくりくると思います。

バンドを結成するにあたり、コンセプトなどはなかったんですか?

「集まれる場所がほしいよね」ってところから始まったので、特にないんです。メンバーは本当に好きなジャンルやこだわりが全然違っていて、バラバラだからこそ一人一人がぶつからずにこだわれるんですよ。唯一の共通点は、ブラックミュージックに対してリスペクトがある点。視点や価値観の違う人が集まって、それぞれがいいと思うものがあるからこそ、バラバラにならず、ちょっとずつちょっとずついいものが集まってくる感じですね。ライブでもこれといったルールがなくて、それぞれがセッション的な感覚で自由に演奏をアレンジしてくるんです。ライブはオリジナル音源とは全くの別物レベルで、いい意味でみんなが自己表現をしています。

バンド名の由来は?

相反する言葉で繋がっているワードが好きだったので「Null(無の状態)」「but(しかし)」「Rich(満たされている)」を繋げて造語にしたんです。ネット社会の弊害ですけど、多くの人に届くためには検索に引っかからないとどうしようもないですし。

曲名が他のバンドと被ることについては気にしないのでしょうか?

これに関しては、日本語にしろ英語にしろ共通言語なのでしょうがないと思って割り切っています。

当初はあまり表に出る事なく活動していましたが、どういった意図が?

かっこよく言えば、先入観のない状態で音楽を純粋に聴いてもらいたかったからです。手に取ったときに「あ、こういう人たちが歌ってるんだ」って余計な違和感を生む情報を与えたくなかったんですよ。それに最初に作った曲がうれしい事に想定外に受け入れてもらえたから急ピッチでアルバムを作ることになって、ジャケットをどうするかってなったときに自分たちが載るイメージが湧かなかったんです。これに関しては今でもそうですね。あとはギターが3人いたりとメンバーが大勢で、演奏ごとに編成を変更しているのも関係しています。

まさに先ほどおっしゃっていた“クルー”ですね。

バンドってギターが1人替わるだけで本当に音が変わっちゃうんですよ。ファッションでいうとブランドのデザイナーが変わるようなもの。メンバーがたくさんいることがNulbarichの強みでもありますね。

先日、サードアルバム「Blank Envelope」をリリースしましたが、コンセプトは?

これからの展望だったり、先に向かう何かだったり、自分が描くもの、今感じているものを無心に詰め込んだアルバムっていう感覚で、明確なコンセプトは特にないです。昨年11月に初めて武道館でワンマンライブをやらせてもらったときに、初ライブから2年ちょっとであれだけの人たちが集まってくれたことへの感謝と、これからも続けていかなきゃいけないという思いが生まれたんです。

バンドがいつまで続けられるかはわからないですけど、自分たちがまっすぐに進んだことによって、今これだけの人たちがついてきれくれたという結果を武道館で知ることができた。自分が好きなように音楽を作って、世の中にポーンと落とせるのはすごい幸せなこと。だからこれからも変に考えすぎず、自分たちがいいと思う音楽を世の中に発信していきますって選手宣誓を改めてできた気持ちで、ライブ後に曲を作りまくったんです。それで完成したのが「Blank Envelope」。「余計なものをとっぱらって単純に今できるベストと、自分たちがかっこいいと思うものをできるだけがんばって形にしました。よかったら聴いてください」ってアルバムになったと思っています。

アルバムのアートワークは長場雄さんが描いていますが、長場さんからすればアルバムのコンセプトがない中で描くのは難しかったと思います。印象的なアートワークが生まれたきっかけを教えてください。

イラストレーターとしての魅力がすごいので今回は僕らからお声がけしました。曲が出来上がったフレッシュなうちにアルバムをリリースしたい気持ちが強くて、それを伝えつつ「アルバムのコンセプトがないんですよ」って話をしたら当然「何も浮かばない」って言われて(笑)。それからアートディレクターの前田晃伸さんを交えて、音楽に対する思いや好きなジャンルの話を1時間くらいしゃべってたら“ヒップホップが好き”ってところでリンクしたんです。ヒップホップの何かからインスパイアされたりテイストを掻い摘まんだりして自分たちのものにするサンプリングっていうカルチャーと、一般的にあるものを長場さんらしいポップなものに仕上げる点がなんとなく一致して、ジャケットが決まりました。

長場さんはなんでも一瞬で“長場さんの絵”にしますよね。

それがとにかくすごいと思っていて、一番衝撃だったのが長場さんの描いたスヌーピーなんですけど、スヌーピーってオリジナルが超シンプルで線の数も少ないのに、なぜか長場さんが描くと“長場さんのスヌーピー”になってるんですよ。だから今回も、どんな長場さんのタッチでジャケットが出来上がるんだろうって楽しみにしていたら、まさかの鉛筆画。最初スタッフと一緒に見たときに思わず「これラフですよね?」って聞いたんですけど、「今回は鉛筆でいきたかった」って言われてすぐに納得しました。ペンだと見えない強弱が鉛筆だと見えて、普段の長場さんのタッチからはあまり見られない強弱が感じられたので、僕的にはすごいうれしい収穫でした。スペイン人画家フランシスコ・デ・ゴヤの「黒い絵」シリーズをモチーフにしているんですけど、モチーフの元が見えるけど嫌な気持ちにならずポップさが表現されているところや、思いを形にして世の中に送り出すときに“長場雄”ってフィルターを通すことによっていろいろな人に見てもらえるようにしている感じが、改めて見習いたいと思いましたね。

大のファッション好きとお聞きしましたが、何かエピソードがあれば教えてください。

若い頃は展示会に行くことが憧れだったので、先輩にお願いしてよく「ネクサスセブン(NEXUSVII)」とかの展示会に潜り込ませてもらってた“展示会小僧”でしたね。新作が自分の家に届く喜びを覚えて、案の定借金地獄になってましたけど(笑)。「デラックス(DELUXE)」「ワコマリア(WACKO MARIA)」「サスクワァッチファブリックス(SASQUATCHFABRIX.)」あたりのブランドさんには、“展示会小僧”の頃から仲良くしてもらってます。

日本のブランドがお好きなんですね。

知り合いのブランド、知り合いの知り合いのブランドだったり、近い人の作った洋服を着るのが個人的に好きなんです。仲良くなるとその人の思いが見えてきたりするので。

これまでで気になった海外ブランドはありますか?

一時期、謎に「ジェレミー スコット(JEREMY SCOTT)」が好きで買ってた時期がありましたが、具体的に好きなブランドはあまりないかもしれないですね。でもルックやコレクションの動画を見て、いいなって思ったものをなんとかして手に入れようとするけど手に入れられなかったり、手に入れたけどほとんど着ないで手放したり、ブランドもジャンルも気にせずとりあえず着てみるタイプですね。失敗も含めてチャレンジが好きなんです(笑)。

ステージ衣装にもこだわりがあるとお聞きしました。

ステージで目立つってすごい難しいんですよーー観客の目が行くようにしなきゃいけない。とはいえ、大きくて派手な何かを着れば目立つかっていったらそうじゃないし、照明でも全然変わってしまう。ステージ衣装は街中で目立つのとは全く違う素人には分からない領域なので、ほぼ全てのライブで高橋ラムダさんにスタイリングをお願いしてます。ラムダさんは僕が好きなものを理解してくれているので、選ぶのもスムーズだし刺激的です。

ラムダさんの「R.M ギャング(R.M GANG)」とのコラボのきっかけもスタイリングをお願いしていたからなんですね。

そもそも僕にとってカリスマなんで、引き受けてもらえると思ってなかったんですけど……本当に言ってみるもんだなと。今日もスタイリングを組んでもらいました。

今日はJQさん的にはどこがポイントですか?

ギリギリで決まったんですけど、新鮮なスタイリングなので“NEW JQ”って感じですかね。中にはフィッシングベストを着てます。ちなみに「R.M ギャング」のフィッシングベストは、超大きくてペットボトルでもなんでも入るし、便利でいいですよ。

今気になるスタイルはありますか?

ベルトが絶対見えちゃうくらいトップスが短くて腕が長いシルエットが最近好きですね。あとは、ここ最近ラムダさんにハイウエストでインするスタイリングをしてもらうことが多かったんですけど、自分ではやらないスタイルの中で自分的にしっくりくるポイントが見つかったんで、今年もまた新たな糸口を見つけられればなと思っています。

世界的にはスニーカーブームが顕著ですが。

スニーカーもラムダさんがいろいろと教えてくれました。自分がスケーターだったのもあって、それまでスニーカーといえば「コンバース(CONVERSE)」や「ヴァンズ(VANS)」などのローテクばっかりだったんですけど、「ハイテクも履いてみようぜ」って言われてからはハイテクも履くようになって、「スポンジだな、俺」って思います(笑)。でもやっぱり新しい発見ができるのは楽しいので。

スニーカーはすぐ取り入れられるのがメリットですよね。

最初違和感があったりするんですけど、1週間くらい履き続けるともう戻れなくなったり、トレンドになってるものにとりあえずトライして、それを自分が似合うスタイルになじませることをよくやっていますね。ファッション業界に身を置いているわけではないですし、新しいものがどんどん作られているので「今これが流行っているんだ。せっかくだし着てみよう」って感覚で、わりかし楽に飛び込みがちです。

武道館を終えたときに「このまま止まってしまうと終わっちゃう」って気がしたんで、クオリティや規模感、認知度も含めて、全てにおいてさらなる飛躍が目標ですね。少しでもいいので、去年よりもちゃんと成長することが大事かなと。

ファイブフォックスの新ブランドは「おにぎり」

ファイブフォックスは、これまで「コムサイズム(COMME CA ISM)」内のウィメンズカジュアルウエアのラインだった「オニギリ(ONIGIRI)」を今春から新ブランドとして独立させる。綿や麻などの天然素材を用いたリラックス感のある日常着を提案。コアターゲットは20〜30代の女性だが、一部男女兼用の商品もそろえる。

直営店を3月13日に名古屋駅の地下街にあるユニモールに、4月に銀座のイグジットメルサに開く。従来の「コムサイズム」の店舗はイオンモールなどのショッピングセンターを中心に出店していたが、「オニギリ」単独店では駅近のファッションビルなどへの出店を計画する。店舗面積は約50〜66平方メートル。初年度は5店舗で売上高5億円、3年後には20店舗展開で25億円規模を目指す。

商品は手頃な価格に設定したホームウエアやワンマイルウエア。白、黒、ネイビー、ベージュなどのベーシックカラーを使ったシンプルなデザインだ。看板アイテムは、昭和初期に普及したロングワンピースの “アッパッパ(up a parts)”で、現代風にアレンジしている。一部、Tシャツやパーカなどの男女兼用商品はSS〜LLの5サイズをラインアップする。価格帯はTシャツ1900〜2900円、シャツ4900〜5900円、ボトムス・ドレス6900〜8900円、ニット4900〜6900円、アウター8900〜1万2000円。

直営店舗のオープンに合わせて、雑貨比率を高める。ギフト向けにも提案できるアイコニックなおにぎりマークを入れたバッグやアクセサリーのほか、弁当箱やおにぎりケース、水筒、ペン、ノートなどを扱う。

ブランド名は、日本文化の一つの象徴でもある“おにぎり”にちなみ、手の温もりを感じさせる商品を作りたいという思いが込められている。

インバウンドのお膝元、上海の伊勢丹で売れているのは?

国内の百貨店で、かつての屋台骨であった婦人服の苦戦が続いている。一方で、2019年夏頃から復調したインバウンド(訪日外国人客)を中心に、化粧品やラグジュアリーブランドは好調だ。インバウンドのなかでも特に多いのが中国人客であることは言うまでもないが、それでは彼らの母国である中国での消費は今どうなっているのか。上海随一の商業地、南京西路のショッピングモール、梅龍鎮広場に出店する上海梅龍鎮伊勢丹の18年春夏の商況から探る。

同店の1~6月の売上高は、前年同期比8.1%減。「19年秋に、近隣に競合の商業施設ができたことで客の流れがやや変わった」(平石有志・上海梅龍鎮伊勢丹 売出・企画担当長)。商業過密が進む中、特に婦人服が落ち込んでいる。これを受け、7月以降はハウスカードのポイント優待キャンペーンやカード会員向けイベントなどを強化し、顧客とのより深い関係性の構築を進めている。その結果、8月のカード会員獲得数は前年同月の2倍、カード会員による売上高は6~8月で前年同期比30%増となった。8月単月の全館売上高は前年同月比4%減となり、回復基調にはあるという。

やや苦戦という中にあっても好調なのは、日本と同じく化粧品だ。同店の客層は「97%が中国人の地元客」で、売り上げ全体の約4割を化粧品が占める。「シャネル(CHANEL)」「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」などのグローバルブランドが並ぶ1階化粧品売り場の売り上げは、1~6月で前年同期比0.8%増と前年実績を超えた。

強みである化粧品のさらなる強化を目指し、4月末に2階靴売り場をセミセルフ形式の化粧品編集売り場「アイビューティー」に転換し、日本で人気のある「雪肌精」「DHC」などを導入。イメージとして近いのは、三越伊勢丹がルミネなどに出店する化粧品の小型編集売り場「イセタン ミラー メイク&コスメティクス」だ。1階化粧品売り場の客は35歳以上が中心だが、「アイビューティー」では30歳以下を掴んでいる。

「アイビューティー」に先駆け、三越伊勢丹は19年1月に、ショッピングモールの上海大悦城に化粧品の編集小型売り場「イセタンビューティー」を出店している。同売り場の18年1~6月売り上げは同7%増と好調。特に、「トム フォード ビューティ」「イヴ・サンローラン」のリップカラーなどが人気といい、客単価は平日が500~600人民元(約8000~9600円)、週末が300人民元(約4800円)という。

セミセルフの化粧品編集ショップでは、上海にはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下のセフォラ(SEPHORA)があり、梅龍鎮伊勢丹そばにも大型店を出店している。強力なライバルだが、「伊勢丹も日系百貨店として上海で歴史があり、ブランドを集めるという点では難しさはありつつもアドバンテージはある」。今後も「イセタンビューティー」のような小型編集店を、上海以外の都市に出店する計画がある。

PAUL & JOE SISTER×CONVERSEのレア可愛スニーカーで差をつけろ!

ポップからスイートなスタイルまでオールマイティに活躍するCONVERSE。誰もが1足は持っている大定番だからこそ、スペシャルな逸品で差をつけたい!と思うのがオシャレ心ってもの。今回、PAUL & JOE SISTERがブランド上陸5周年を記念して発売するのは、そんなこだわり屋さんのハートを打ち抜くスペシャルなCONVERSEとのコラボレーションスニーカー。

定番のALL STARをアレンジしたPAUL & JOE SISTERのオリジナルモデル“ALL STAR PJS Ⅱ HI ”は、キャンバスのアイボリーカラーをベースに、ソール部分にピンクとブルーのラインを施したデザイン。 また裏地とALL STARのシンボルマークであるスターの部分には5THのオリジナル猫プリントがあしらってありと、PAUL & JOE SISTERらしいキュートなエッセンスがON。 さらに、裏地と同じプリントのシューレースが付属されていて2ウェイで楽しめるから、コーディネートに合わせて使いまわしも自由自在♪

全国のPAUL & JOE SISTERショップにお目見えするのは9月13日(予定)。 その前に、7/24(水)~8/6(火)までの期間、PAUL & JOE 公式オンラインストアにて先行受注会がスタートするので、絶対に手に入れたいという人は、こちらにアクセスするのがおススメ!

スケートボード始めよう!スポパーキッズスケートボードスクール速報

スポパーキッズスケートボードスクールについて
さぁ2020東京オリンピックスケートボード日本代表の選考も始まりましたね。スポパーオープニングイベントにも駆けつけてくれた池慧野巨(いけけやき)くんが選ばれましたね。スケートボードを続けてきてまさかオリンピアンになるなんて誰も想像していなかったのではないでしょうか?そんな池慧野巨くんも最初から上手かったわけじゃないんですよ〜。
未来のオリンピック選手がスポパーから生まれてくれたらなぁ〜なんて思いながら本日もスクールがはじまりました。DAL先生のわかりやすい説明にみんな真剣に耳を傾けています。DAL先生は、とにかくみんなにスケートボードを好きになってもらう為、色々とカリキュラムを考えています。
DAL先生の手にかかれば、こんな段差も楽々降りれるようになりますよ〜。
アドバンスクラスのねごろ先生が教えてくれるキックフリップ講座は子供達にも人気です。ほぼマンツーマンでテクニカルなトリックを教えてくれます。足の抜くタイミングや、抜き方もわかりやすく教えてくれます。
ミニランプクラスのこうじ先生も大人気です。最初は、手を持って降りていた皆んなもいつの間にか一人で降りれるようになりますよ。元気一杯の子供達に先生も圧倒されながら成長の早さに驚いています。こうじ先生は、スケートボードビデオに出るぐらいの凄いスケーターですからね!色々質問してくださいね!
サーフィンもスノーボードもやっちゃうスーパー中学生! BillabongライダーSAKURAちゃんもスクールに参加してます。一生懸命練習して横ノリ全てを極めて頂きたいですね〜。
スポタカ キッズスケートボードスクールに興味をお持ちいただけましたら、先ずはWEBでご予約ください。

バーバリーのウィメンズ新作 -「ベルトバッグ」から、チェック柄シューズ、アクセサリーまで一挙

バーバリー(BURBERRY)は、リカルド・ティッシ手掛ける初シーズン、2019 春夏コレクションの新作を2019年2月27日(水)より順次、全国のバーバリー店舗にて発売する。
「ベルトバッグ」や「TB バッグ」に新作
今季もバッグの新作は盛りだくさん。トレンチをインスピレーションにしたシグネチャー「ベルトバッグ」やリカルド・ティッシが新たに発表した「TB バッグ」の新デザインなど注目の新作をピックアップする。
240,000円+税 ※予定価格
バーバリーのシグネチャー「ベルトバッグ」の新作は、ミニマルながらもエッジィなムード。滑らかなベージュのスムースレザータイプには、赤いハンドルでインパクトを。バーバリーらしい上品さの中に、遊び心を効かせたカラーリングだ。
また、ブラックレザーには、バーバリーの創始者であるトーマス・バーバリーのイニシャル“TB”をエンボスで施した。ちらりと顔を覗かせるライニングの赤とベルトに輝くゴールドがデザインのアクセント。
「TB バッグ」はパステルカラーとチェーンストラップでより女性らしく!
190,000円+税 ※予定価格
「TB バッグ」は、リカルド・ティッシのデザインによるブランドの新たなアイコンバッグ。カーフレザーを使用したボックスタイプのバッグで、バッグにはその名にもある“TB”のモノグラムが配されている。“TB”とは、バーバリーの創始者であるトーマス・バーバリーのイニシャルだ。
新作では、柔らかなパステルカラーを採用し、ゴールドの“TB モノグラム”を合わせてフェミニンかつエレガントに仕上げた。一方で、グラフィックをあしらったモードなアイテムも登場する。
エレガントなパンプス&ブーティ
94,000円+税 ※予定価格
シューズは、クラシックかつエレガントなデザインのラインナップ。ベージュ、ホワイトのカラーリングが印象的なパンプスは、シャープなポインテッドトゥと滑らかな曲線から続くスティレットヒールを採用し、足元から女性らしさを促すようなデザイン。
100,000円+税 ※予定価格
一方、アンクルストラップ付のブーティは、控えめなオープントゥを採用したフォルムに、クラシックなバーバリーチェックの装いで登場する。ストラップ部分に添えられたゴールドのスリースタッズがさり気ないアクセントだ。
ジオメトリックなアクセサリー
56,000円+税 ※予定価格
今季は、ジオメトリックなアクセサリーが豊富。異なるテクスチャーのシルバー、さらにカーフレザーを組み合わせたドロップイヤリングは、馬の蹄をデザインソースとした。イギリス伝統のカルチャーであるホースライディングの要素を、イヤリングにするユニークな切り口がリカルドらしい。存在感抜群のデザインは、パーティーシーンにもデイリーにも活躍してくれる。
31,000円+税 ※予定価格
アクセサリーにも新たなバーバリーのシグネチャーである“TB”を落とし込んだ。モノグラムを繊細に象ったイヤリングは、肌なじみのいいゴールドカラーでラインナップする。
伊勢丹新宿店や阪急うめだ本店で限定ストア
伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ
バーバリーの2019 春夏コレクションにフォーカスした期間限定ストアが、伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージで2019年2月13日(水)から19日(火)まで開催。ロンドンで発表されたランウェイを想わせる内装の店内では、2019 春夏コレクションを国内先行販売する。
また、大阪では、阪急うめだ本店1階 コトコトステージ11にて2019年2⽉20⽇(⽔)から2⽉26⽇(⽕)まで開催される。なお、阪急うめだ本店では同限定ストア終了後フロアを変えて、3階にて2月27日(水)から6月18日(火)まで限定ストアをオープン。
伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ
伊勢丹新宿店本館1階=ザ・ステージ
さらに、エストネーション六本木ヒルズ店でも、2019年2月27日(水)から3月12日(火)まで限定ストアを出店し、コレクションの中でも、“洗練”と”リラックス”を表現したアイテムを展開。ウィメンズだけでなく、メンズも含め、幅広いラインナップのアイテムを取り揃える。
続いてアクセサリーストアもオープンへ
阪急うめだ本店では、2019年2月27日(水)から約4か月間の限定ストアを出店するとともに、常設のアクセアリーストアをオープン予定だ。同店は、バーバリー初のアクセサリーストアとなり、レザーバッグをメインに取り扱う。
リカルド・ティッシによる初のキャンペーンビジュアル公開
© Courtesy of Burberry
© Courtesy of Burberry
リカルド・ティッシによる初のキャンペーンビジュアルが公開された。「キングダム」をテーマにした2019 春夏コレクションは、パンクを代表する反骨精神から、洗練されたフォーマリティまで、英国の歴史を語る上で欠かせないスピリッツを幅広く表現している。ビジュアル内では、6人のフォトグラファーが撮影を手掛け、それぞれが新しいバーバリーのイメージを解釈することで、多様性に満ちた今季を映し出した。
詳細
バーバリー 2019 春夏コレクション
発売日:2019年2月27日(水)
取り扱い:国内のバーバリー店舗
期間限定ストア詳細
・伊勢丹新宿店本館 1階=ザ・ステージ
会期:2019年2月13日(水)~19日(火)
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
・阪急うめだ本店 1階 コトコトステージ11
会期:2月20日(水)~2月26日(火)
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7
・阪急うめだ本店 3階 限定ストア
会期:2月27日(水)~6月18日(火)
・エストネーション 六本木ヒルズ店
会期:2019年2月27日(水)~3月12日(火)
住所:東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズヒルサイド けやき坂コンプレックス 1F・2F
TEL:0120-503-971(11:00~21:00)

ビンディングシューズのペダリングを無駄なく快適に

自転車専用に作られた「ビンディングシューズ」。シューズとペダルを固定することでスムーズに力が伝わり、効率的に走れるのが特長です。
そこで今回は自転車乗りにおすすめのビンディングシューズをピックアップ。特に上り坂でのサイクリングには効果を実感できるので、興味がある方はぜひ試してみてください。
ビンディングシューズは自転車での長距離・高速走行を可能にする目的で開発された画期的なシューズです。基本的には、ビンディングシューズとビンディング用のペダル、そしてクリートと呼ばれるシューズとペダルを固定する留め具の3つで構成されます。パーツには互換性があるモノとないモノがあるので、規格を合わせる必要がある点には注意しましょう。
ビンディングシューズのメリットは「早く走れる」「ペダリングの効率が上がり疲れにくい」「筋肉や関節への負担が減らせる」など。ロードバイクでの長距離走行やレース、マウンテンバイクの各種競技やロングトレイルはもちろん、通勤・通学の自転車にもビンディングシューズを履く方が増えています。
ビンディングシューズには、主に「SPD」と「SPD-SL」という2種類の規格があります。SPDは2つのネジ穴があり、そこにクリート(留め具)を固定してシューズと連結させて使用します。SPDは主にマウンテンバイク向けの規格で、着脱が簡単なので自転車を降りて普通に歩くことができ、初心者でも扱いやすいモデルです。
SPD-SLは3つのネジ穴にクリートを付けて使用するタイプ。SPDタイプよりも軽量なうえに、シューズがより強力にペダルに固定され高回転・高速走行が可能なロードバイク向けです。ただし、クリートが大きいため自転車を降りて歩くのは困難。街乗りには向いていません。
他にもビンディングシューズの人気ブランド「スピードプレイ」の強力な固定力が得られる4つ穴タイプなど、ブランドオリジナルの規格もあるので、参考にしてください。
次にビンディングシューズを選ぶ際に考慮すべきは、足に靴をしっかりとフィットさせるための留め具の種類です。大きく分けて4つあり、それぞれメリット・デメリットがあるので整理しておきましょう。
シューレース・紐タイプは普通のスニーカーと同様に紐で締め具合を調節するモデル。手軽かつ簡単にフィッティングができるので、はじめてのビンディングシューズにもおすすめです。
ベルクロタイプは、マジックテープ式で着脱が簡単。走行中にも脱げづらく安定感があるので、初心者の方にもおすすめです。
ラチェットタイプは、ベルクロに加えて足首に一番近い側にバックルが付いているモデル。しっかりと固定され足にフィットするので、本格的に自転車を楽しみたい方におすすめです。
ダイヤルタイプは、1つないし2つのダイヤルを回してより繊細なフィット感の調整が可能。自転車上級者向けのモデルです。
ビンディングシューズのおすすめ
ロードバイク用SPD-SLタイプのハイエンド向けビンディングシューズ。ソールとアッパーを一体構造にすることでペダルにダイレクトにパワーを伝えながら安定した走りを実現しています。
濡れても素早く乾く特殊素材で湿度をコントロール。軽くて耐久性にも優れています。長距離ロードレースを目指す方におすすめの最先端のビンディングシューズです。
シマノ(SHIMANO) ビンディングシューズ RP1 SPD-SL/SPD両対応
SPD-SLと2つ穴式のSPDの両方に対応するオールラウンドなビンディングシューズ。ペダルにシューズを固定する留め具「クリート」は3つ穴式を採用しています。長距離のロードからマウンテンパイク、クロスバイクでの通勤・通学にも対応。2つのストラップはマジックテープで簡単に着脱でき、快適なフィット感が得られます。
高い品質と快適性を備えながら価格は1万円程度と非常にリーズナブル。エントリーモデルとしてもおすすめのビンディングシューズです。
多くのプロライダーにも愛用者が多い「シディ」の定番ビンディングシューズ。日本人に多い幅広・甲高な足にもフィットするワイドタイプです。ストラップはしっかりと締まって緩みにくいベルクロ、足首に近いストラップには細やかな調整が簡単にできるキャリバーバックルを採用しています。レース中に走りながら調整できて便利。初心者からベテランまで満足できるハイスペックなシューズです。
フィジーク(FIZIK) ロードシューズ R1B UOMO 0317560045(R1MBC 1030 420)
イタリアのサイクルシューズ・ブランド「フィジーク」のフラッグシップモデル。繊細な調整が可能なダイヤル式の留め具システムは、足全体を包み込むような心地よいフィット感が得られます。また、土踏まずにピッタリとフィットするサポートシステムを採用しシューズと足の一体感が抜群です。
シリコンの滑り止めをカップ部分に使用しかかとのホールド性を高め、よりダイレクトにパワーをペダルに伝えることが可能になりました。長距離レースで入賞を目指す方におすすめの本格ビンディングシューズです。
ディーエムティー(DMT) 自転車用ビンディングシューズ WM1 ウィンターモデル
イタリアのバイクシューズブランド「DMT」のビンディングシューズです。アッパーとソールを1枚の布で成形する「袋縫い」という独自の技術を持ち、美しい曲線とまるで靴下を履いているかのように足を包み込む心地よさが特徴です。さらに、水に強く軽くて通気性に優れたマイクロファイバー素材を採用しています。
長距離ライドでも疲れずに、パワーを100%ペダリングに変換してくれる軽量で耐久性に優れたおすすめシューズです。
ジロ(GIRO) RUMBLE VR DRESS BLUE
トップライダーにも支持されるアメリカのブランド「ジロ」のビンディングシューズです。一見するとハイキングシューズのようなデザインではありますが、MTBやクロスバスイクなどに適したSPD式で走破性能を格段に向上させます。
シューレース式のため初心者でも簡単にフィッティング可能。ビブラムソールを採用し自転車を降りての歩行もできます。ちょっとしたトレイルライドや街乗りにもうってつけのおすすめモデルです。
ライターからヒトコト
ビンディングシューズは自転車の走りを格段に向上させてくれます。ただし、ビギナーはペダルとシューズの着脱がスムーズに行えるまで慣れが必要。信号で停止する際にシューズがうまく外れず転倒してしまう“立ちごけ”の危険があります。慣れるまでは十分に注意してください。あなたにぴったりなビンディングシューズを見つけて、ワンランク上の自転車生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ミリタリーウォッチの耐久性とおしゃれさを両立

多くの男性が愛用しているミリタリーウォッチ。軍関係者をはじめとした現役のプロフェッショナルに使用される、高い機能性が特徴です。また、実用性だけでなくファッション性の高さも魅力のひとつ。日常のコーディネートに馴染むファッションアイテムとしても愛されており、現代のファッションに合うよう進化を遂げたミリタリーウォッチも登場しています。
今回は、高級モデルから手の届きやすいリーズナブルなモデルまでを幅広くセレクト。ご自身の予算にあわせて検討してみてください。
そもそもミリタリーウォッチとは軍用に開発された時計のこと。現在では、軍での使用実績がないとしても一定の採用基準を満たした時計やミリタリーテイストの時計も含まれる総称として使われています。
かつては時計といえば懐中時計が主流でしたが、戦場で時間をスムーズに確認できる腕時計タイプが台頭し現在に至ります。防水性や耐衝撃性、視認性はもちろん機能美に優れたデザイン性が魅力です。
ミリタリーウォッチの選び方
機能性で選ぶ
ミリタリーウォッチに期待したいのは、やはりその機能性。針やインデックスに発光機能が搭載されているモデルであれば夜間の視認性が確保できます。アウトドアやマリンスポーツでの着用をお考えの方は防水性に優れたモデルを選択するのがおすすめです。
時速を測るタキメーター機能やストップウォッチ機能、カレンダー機能など、日常生活に役立つ機能を搭載したミリタリーウォッチも多数あります。機能の豊富さは価格に影響する場合があるため、用途にあわせて選んでみるとよいでしょう。
デザインで選ぶ
ミリタリーウォッチとひと括りにされていても、そのデザイン性は多種多様。本格派の雰囲気に惹かれる方には風防の枠である「ベゼル」を搭載したモデルや、大振りのケースを採用したモデルがおすすめです。
日常使い用の腕時計としてミリタリーウォッチを検討している方はケースが小振りなモデルや、ストラップの素材がカジュアルなモデルを検討してみてください。また、ミリタリーウォッチの無骨な雰囲気を残しつつビジネスシーンにも使用できるようなデザインの時計も登場しています。
背景で選ぶ
ミリタリーウォッチを展開しているブランドの中には、時計の技術革新に貢献した過去を持つモノや、世界各国の軍事機関に計器を提供しているモノもあります。プロフェッショナルと同じモデルを使用したい場合は、そのような背景にも注目するのがおすすめです。
製品によっては、現在も特定の機関で使用されていたり、採用されていた機関の紋章をデザインに落とし込んでいたりと、奥深いミリタリーウォッチの世界をうかがい知ることができます。
ミリタリーウォッチのおすすめ人気ブランド
ベル&ロス(Bell&Ross)
1992年にフランスで設立された高級腕時計ブランド。視認性・機能性・防水性・高精度といったブランドの基本原理に基づいてスイスで製作された腕時計は、パイロットやダイバーをはじめとする各分野のプロフェッショナルに愛されています。ファッションアイテムとして注目を集めるデザイン性も魅力です。
タイメックス(TIMEX)
アメリカを代表する腕時計メーカー。世界で初めて文字盤全面発光機能を搭載するなど、技術力に裏打ちされたユニークなコンセプトが魅力です。「誰もが手の届く時計づくり」をモットーにしており、その愛用者は世界中の子どもたちから歴代のアメリカ大統領まで多岐に渡ります。
ハミルトン(HAMILTON)
100年以上もの歴史を誇るアメリカの腕時計メーカー。ハリウッド映画に多く採用されていることで知られ、若者の絶大な支持を集めています。スイス製のムーブメントにこだわった機能性も魅力のひとつ。コスパを重視する方におすすめのブランドです。
ブローバ(BULOVA)
チェコ移民のブローバ氏がアメリカで創業した時計ブランドです。1960年に当時としては最高精度の音叉時計を発表。その技術力はNASAにも評価され、アポロ11号による月面着陸で観測機器に搭載されたブローバ製の時計「アキュトロン」は、今でも月に設置されています。
トレーサー(traser)
スイスmb-microtec社のオリジナルウォッチブランドです。ガラスチューブにトリチウムガスを充填することによる発光システム「トリガライトシステム」を開発。本システムを搭載した時計は各国の特殊部隊、軍や警察などで正式採用されています。
また、アメリカ国防総省が定める基準をクリアするほどのタフな仕上がりが魅力です。
マラソン(MARATHON)
マラソンは1939年にカナダで設立されました。世界各国の軍事機関に計器を提供してきたプロフェッショナルブランド。スイスの工房で生産されたミリタリーウォッチは現在もアメリカ軍に支給されており、過剰生産品のみが一般流通するという希少性も特徴です。
ビクトリノックス(VICTORINOX)
スイスのナイフメーカーであるビクトリノックス。1本で何役もこなす「マルチツールナイフ」で世界的な支持を集めるブランドです。時計分野においても持ち前の技術力を発揮し、機能性に優れたミリタリーウォッチを展開しています。100回以上の品質管理テストによるクオリティの高さが魅力です。
テクネ(TECHNE)
2009年にスイスで設立された新興ウォッチブランド。精度・視認性・頑丈さを軸としたクオリティの高い腕時計を展開しています。ブランド名は「職人技」を意味する古代ギリシア語に由来しており、その名の通り手作業で仕上げを行っているところが魅力です。
ルミノックス(LUMINOX)
1989年にアメリカで創業した腕時計メーカー。過酷な条件での高い機能性を開発コンセプトにしているブランドです。
25年にわたって自己発光し続ける「ルミノックス・ライト・テクノロジー」を搭載したミリタリーウォッチで知られており、アメリカ海軍の特殊部隊であるネイビーシールズが開発要請をするほどの品質を誇ります。
ラコ(Laco)
90年以上の歴史を持つドイツの腕時計メーカー。第2次世界大戦時にはドイツ空軍にパイロットウォッチを提供していました。ラコのミリタリーウォッチは厳しい品質コントロールをクリアしており、クオリティの高さが魅力です。
ミリタリーウォッチのおすすめ
ベル&ロス(Bell&Ross) BR03-92 オートマティック
航空機のコックピットから着想を得たユニークなデザインのミリタリーウォッチです。どのようなシーンでも着用しやすい42mmのケースを採用しているほか、シンプルな文字盤のため視認性も抜群です。
自動巻きのムーブメントを内蔵。風防には光の反射が起きにくいよう加工された「サファイアクリスタル」を採用しており、キズがつきにくく耐久性に優れています。着用して100mまで潜水可能な指標「100m防水性能」を備えたミリタリーウォッチです。
タイメックス(TIMEX) オリジナルキャンパーアイボリー TW2R
タイメックスの定番ミリタリーウォッチであるキャンパー。本モデルは日本チームの企画により、惜しまれつつも廃番となった「アイボリーダイアルキャンパー」をベースに再現したアイテムです。ミリタリー色の強いカーキのバンドをアイボリーの文字盤と組み合わせた、日常のコーデに取り入れやすいソフトなルックスが魅力です。
幅36mmという小振りなケースによる軽やかな着用感も魅力のひとつ。バンドカラーにレッド・ネイビー・ブラックを採用したモデルも展開されているので、色違いで集めるのもおすすめです。
ハミルトン(HAMILTON) カーキフィールドメカ H69429931
つや消しのステンレススチールケースや手巻き式ムーブメントを使用した、質実剛健さが魅力のミリタリーウォッチ。黒い文字盤に白文字であしらわれたインデックスには蛍光塗料が塗布されているので、どのような場面でも視認性はバッチリです。
5気圧防水対応で、雨や水仕事にも耐えられるタフな仕上がり。また、ストラップはカーキのナイロンとブラウンのレザーを組み合わせており、ミリタリーウォッチらしさが魅力の1本です。
ブローバ(BULOVA) ブローバミリタリー 96B229
レトロなルックスが魅力のミリタリーウォッチ。第2次世界大戦において米軍のために開発した腕時計がデザインの元となっており、視認性の高いシンプルな文字盤に先端の赤い秒針がアクセントを加えています。
最先端のクオーツムーブメントを搭載しており、年差数十秒という驚きの精度も魅力のひとつ。水上スポーツにも耐え得る10気圧防水や、ケアのしやすいナイロンベルトを採用し、着用する場面を選ばない腕時計です。
トレーサー(traser) TYPE6 MIL-G P6600.41F.13.01
二重構造のケースが特徴的なミリタリーウォッチ。スチールのインナーケースをグラスファイバーのアウターケースで保護しており、高い耐久性を誇ります。幅45mmの大振りなケースと無骨なデザインによる重厚な仕上がりが魅力です。
時針や分針には自己発光システムを搭載しており、暗い場所での視認性も抜群。また、アウトドアやマリンスポーツでも着用可能な200m防水を備えています。
マラソン(MARATHON) ナビゲーターデイト USMC WW194013
ケースの右側がリューズを保護するように張り出た、非対称のデザインがユニークなミリタリーウォッチ。文字盤にはアメリカ軍海兵隊の紋章があしらわれており、本格的な軍用品の雰囲気を味わえます。
回転ベゼル、日付表示、水仕事にも使用可能な6気圧防水、時針・分針やインデックスの発光機能を搭載している機能面も魅力。デザイン性と実用性に優れた腕時計を探している方におすすめです。
ビクトリノックス(VICTORINOX) アルピナッハメカニカル 241685
オールブラックで統一されたスタイリッシュなルックスが印象的なミリタリーウォッチ。防弾チョッキにも使用される素材「高密度ナイロン」のストラップは、内側にレザーを用いることで耐久性と装着感を兼ね備えています。
蛍光塗料が塗布された時針や分針によって夜間の視認性を確保しているほか、水上スポーツ時にも着用できる10気圧防水性能を備えており機能性は抜群。スイス製の自動巻きムーブメントを搭載しているのも魅力です。
テクネ(TECHNE) ハリアーデイト オリーブ
大きめのインデックスと小さな文字盤のバランスのよさが魅力的なミリタリーウォッチです。ブラックに仕上げたアルミニウム合金ケースとオリーブのナイロンストラップは相性抜群。視認性や頑丈さといったテクネの理念がしっかりと反映された1本です。
水仕事時も使える5気圧防水に加え、インデックスや時針・分針には蛍光塗料「スーパールミノバ」が塗布されており、さまざまな場面で使用可能。日常使いしやすい価格設定がなされているので、コスパに優れたミリタリーウォッチをお探しの方におすすめしたいモデルです。
ルミノックス(LUMINOX) レッドハンド 3001RH
インパクトのあるベゼルが目を引くミリタリーウォッチ。赤い秒針と文字盤にあしらわれたブランドロゴがルックスにアクセントを加えています。
時針や分針に加え、文字盤を囲むように配置された「ルミノックス・ライト・テクノロジー」が昼夜を問わず自己発光し続けるのが特徴。いつでも視認性を確保することができます。
また、200mまで潜水可能な「200m防水性能」を備えているのもうれしいポイント。アウトドアやマリンスポーツといったタフな用途に応えてくれるミリタリーウォッチをお探しの方におすすめします。
ラコ(Laco) パイロット テュリン 861897
優雅な文字盤のデザインが印象的なミリタリーウォッチ。丸みを帯びたリューズやレザーストラップに打ち込まれたリベットなど、細部までこだわったデザインが魅力の製品です。
ビビッドなオレンジの蛍光塗料「スーパールミノバ」を採用しているので、夜間の視認性にも優れています。ミリタリーテイストもおしゃれさも逃したくない方におすすめのモデルです。
ライターからヒトコト
機能性とデザイン性に優れたミリタリーウォッチ。時計として時間を確認できるだけでなく、歴史を感じられる希少なアクセサリーでもあります。各ブランドの背景もあわせてチェックすれば、時計選びがより楽しくなるでしょう。デザインや機能、歴史をチェックして、お気に入りのミリタリーウォッチを探してみてください。